前回のお話の中で中医学(東洋医学)では、腎臓には蔵精・主水・納気という働きがあることをお伝えしました。その中で『蔵精』についてもう少しだけお伝えします。
蔵精は腎が精を貯蔵することで、腎精からは『髄』が生じます。髄とは骨髄・脊髄などを指し、骨や脳と関連があります。
髄の本来の意味は「物事の最も重要な所、中心」であり、骨にある重要なエキスと考えて下さい。
骨は髄(エキス)によって養われ、髄(エキス)が海のように溢れたものを脳といい、脳の別名を髄海(ずいかい)といいます。
すなわち腎精が充実していると脳は栄養を充分に受ける事が出来て、脳の機能が正常になり、逆に腎精が不足すると脳の機能は低下してしまい、物忘れや認知症が生じる様になります。
また、発生学からみても泌尿器系(腎臓と膀胱)と生殖器系は尿生殖堤というものから分化するということが言われているので、腎臓は精や骨と関わりが深いことが考えられます。
高齢者の方で骨粗しょう症になっている人は腎機能が低下していることも多いのではないでしょうか。
当院では約400箇所の身体の部位を触診検査で施術にあたる、メカニカルリンクオステオパシーという治療を行っていますが、この治療はツボに一致した場所が多くあり、一例を挙げますと、
「脛骨神経」と言うふくらはぎから足底まで走っている神経は「湧泉」と言うツボと一致し、腎臓の経絡の一部です。ここを治療し腎臓の機能を高めてあげることが出来ます。
身体の不調でお困りの方は是非当院にご相談下さい
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